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COLUMN 不動産売却コラム

2025/07/18(金)

不動産売却時にリフォームは必要?費用対効果を徹底比較

はじめに

不動産売却を検討していると、「リフォームにどれだけ費用をかければ、本当に売却額に見合うか?」という悩みがつきものです。
実は、大幅なリフォームが必ずしも高値売却につながるとは限りません。
価格を上げられるか、むしろ費用倒れになるか、そこが最大の関心ポイント。
ここでは、“プロ目線の費用対効果”を具体例とともに徹底解説します。



リフォーム「必要派」「不要派」

基本的には、全面リフォームは不要派が主流です。クロス・設備の交換など軽微な工事にとどめるべき、という意見が多いです。

一方で、水回りや壁紙張替え、ハウスクリーニングなど「低コスト・高効果」な箇所への施工は有効との評価が多数。

一部では、キッチンや浴室といった水回りへの更新が特にROI(投資回収率)が高いという調査結果もあります。

 

部位別:費用対効果シミュレーション

具体例をもとに“投資額”と“価格上昇率”を比較します。

 

部位・工事内容 費用目安 価格上昇期待額 ROI(概算)
ハウスクリーニング 2〜5万円 10〜20万円 200~400%
壁紙・クロス張替え 5〜15万円 20〜30万円 約133~600%
フローリング補修 3〜10万円 10〜20万円 約100~500%
キッチン交換 30〜100万円 50〜120万円 約20~67%
浴室リフォーム 50〜150万円 70〜160万円 約13~120%
間取り変更(大規模) 50〜200万円 ?※不確定 投資回収リスク大

 

成功事例と注意点

成功事例:80万円のリフォームで100万円上乗せ → 利益+20万円

築44年の中古住宅。壁紙・設備更新、内外装の見直しで問い合わせ急増。
ただし、「全面リノベーション」は費用倒れリスクが高くなります。

注意点:過度なトレンド追従は要注意

キッチン・浴室のリフォームは基本的に効果的だが、個性的すぎる色・最新設備の導入はマイナスになることもあります。


「そのまま売る」戦略もアリ

築年が浅く立地や間取りに問題なければ、現状渡しで価格に魅力を持たせて売るのも一手です。

ハウスクリーニング+軽修繕で印象アップ。
ホームステージングなら10万円程度から効果があります。

ただし、リフォームなしの場合、買主から「設備交換代」分の値下げ要請を受ける可能性もあるので注意が必要です。


判断基準:リフォームするべきケースとは?

  • 築年数が古くて目立つ劣化がある(外壁、設備、クロスの汚れなど)。
  • ・物件の価格帯が1,000万円以下の場合。リフォーム費用の価格上昇への影響が大きい
  • 競合物件が同エリアにあり、設備面で劣ると感じる場合。


リフォーム前にチェックするポイント

  • 費用対効果シミュレーション:工事費と想定上乗せ価格の比較。
  • 市場調査:エリア相場・競合状況を不動産会社に聞く。
  • 最低限の修繕は必須:壊れている箇所、不具合部分は必ず直しておくべき。
  • 専門家相談:信頼できる業者・仲介業者と協力し、実際の相場や買主ニーズを探る。
  • 税務面チェック:リフォーム費用は譲渡費用として経費計上できる場合あり。


あなたにピッタリの選択とは?

低コスト施工(水回り小修繕・クロス交換・清掃):非常に高いROI → 優先すべき。

中価格帯(水回り全面更新):効果ありだが投資回収率に幅あり → 相場・競合次第。

大規模リフォーム(間取り変更・全面改装):リスク大 → 基本はおすすめしない。

現状売却+軽補修・清掃戦略:手早く売却したい場合や物件にそれほど劣化がなければ有効。


まとめ

「なんでもリフォームすればよい」という時代は終わりました。
最新の市場ニーズに即した“費用対効果重視”のリフォーム戦略を立てることが、成功のカギです。

工事前には必ず不動産会社に相談し、相場と照らし合わせた投資判断を。

売却のゴールを見据えた戦略が、あなたの利益を最大化します。

 

 

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