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COLUMN 不動産売却コラム

2025/07/24(木)

【土地売却ガイド】旗竿地・変形地でも高く売るための工夫とは?

はじめに

不動産を売却しようと考えたとき、「旗竿地(はたざおち)」「変形地」といった特殊な形状の土地は、「売れにくいのでは?」「値段がつかないのでは?」と不安に感じる方も少なくありません。

しかし、工夫次第では旗竿地や変形地でも高く売却することは十分可能です。
近年では「静かな住環境」や「価格の安さ」を理由に、こうした土地を積極的に購入したいというニーズも高まっています。

ここでは、「旗竿地 売却」「変形地 売れない」といったお悩みを持つ方に向けて、売却の成功につながる具体的な対策や注意点を、わかりやすく丁寧に解説していきます。
土地の形状に悩んでいる方でも、前向きに売却を進めるヒントが見つかる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。




旗竿地・変形地とは?

旗竿地:間口が狭く、奥に住宅用地がある「旗のような形」の土地
変形地:三角形・台形・L字型など、正方形や長方形ではない不規則な形状の土地


「旗竿地」「変形地」がなぜ売れにくいのかを理解しよう。

日当たりや通風が確保しづらい

旗竿地は前面道路から奥まった場所に位置しており、周囲を他の建物に囲まれていることが多いため、日当たりや風通しが悪くなりがちです。
変形地の場合も、建物の配置に制限が出やすく、十分な採光を取ることが難しいケースがあります。
購入を検討する人にとって「快適に住めるかどうか」は非常に重要なポイントのため、これがネックとなって敬遠されやすいのです。

建築の自由度が下がる

建築基準法では、建物を建てるには接道義務(道路に2m以上接していること)が必要です。
旗竿地は細い通路部分(竿の部分)でしか道路と接していないため、建築可能な面積(建ぺい率や容積率)が制限されることがあります。

工事費用が高くつく

旗竿地は「奥まった場所」にあるため、資材の搬入や重機の進入が難しく、工事費用が高額になりがちです。
特に、通路幅が2m未満などの場合、小型の機械や手作業での対応が必要になるケースもあり、ハウスメーカーにとっても敬遠される要因になります。
また、変形地では柱や壁を斜めにする必要があるなど、設計の自由度が狭まり、コストが上がる原因にもなります。

住宅ローン評価が低くなる傾向がある

金融機関が住宅ローンの審査を行う際、土地の資産価値も評価の一部になりますが、旗竿地や変形地は流動性(売りやすさ)が低いと判断されるため、担保評価が下がりやすいです。
その結果として、希望額の融資が通りにくくなる可能性があり、購入希望者が購入を断念することも。

心理的に「買いたくない」と思われやすい

たとえ価格が安くても、
・敷地の形状がわかりにくい
・車の出入りがしにくそう
・再建築が難しそう
といった“なんとなく買いにくい”イメージを持たれてしまうのも事実です。
このような見た目の印象や不安感も、買い手にとっては大きなマイナスポイントとなります。

まずは自分の土地の形状・接道状況を整理し、売れづらい理由を把握することがスタートです。


高く売るための工夫

プロに任せる“的確な相場査定”

相場より高すぎても安すぎても買い手が付きにくくなります。
地元に強い不動産会社や複数社で査定を依頼し、適正価格を確認しましょう。
無料オンライン査定サービスも進化しています。実績ある会社を3〜4社選ぶと良いでしょう。

「私道(竿部分)」の通行権を整える

「通行権」が明確でないと、買い手に不安が生じます。
所有者との書面による取り決めや登記をしましょう。スムーズな交渉は売れる確率がUP!します。

隣接地主・近隣への営業アプローチ

隣地の地主は「旗竿地を買って敷地を広げたい」と考えることも。
合筆(がっぴつ)できれば整形地として再活用が可能となります。
実際に査定額が跳ね上がるケースも多々あります。

整えれば“掘り出し物”に変わるメリットを強調

「旗竿地」「変形地」は、騒音が届きにくくプライバシー重視の住まいにできるなどの一面もあります。
「静かな暮らし」「日当たり/風通しの工夫」などの魅力をPRしましょう。

間口拡張・敷地調整で使い勝手を改善

竿部分の幅が2.5~3mあれば重機が通る→工事がしやすくなります。
隣地とセットで調整すれば、住宅の設計自由度が高まり価格UPの可能性も大きくなります。

再建築可否(接道義務)をクリアに伝える

建築基準法では「道路幅4m以上に2m以上接道」が必須です。
適合すれば買い手に安心感を与えます。
違反なら「等価交換提案」や買取業者への相談も手段として検討しましょう。

リフォーム・リノベーションで魅せる演出

解体せず中古住宅付きとして販売する方法もあります。
良い状態で内覧できれば、購入意欲を高めやすくなります。

買取業者を活用する裏ワザ

一般市場に出しづらい旗竿地・変形地でも、専門買取業者なら即現金化が可能です。
買取なら、仲介料なし・法律手続きおまかせでスピード売却できます。

数字と未来像で買い手の安心をつくろう

日照シミュレーションや建築プラン例を資料として用意してみましょう。
買い手の安心感につながります。
また、固定資産税・譲渡所得税など、税金メリットを明示することにより信頼感をUPすることができます。


対策と効果のまとめ

対策 効果
複数社査定+相場把握 適正価格の設定
通行権・接道の整備 買い手不安を払拭
隣地主との交渉・合筆提案 整形化・価値UP
メリット(静か・プライバシー)をPR 購入動機につながる
リノベーション・買取業者利用 売却戦略の幅を拡大

以上のポイントを一つ一つ丁寧に実践すれば、「旗竿地」「変形地」でも市場の注目を集め、高く売るチャンスは十分あります!


まとめ

旗竿地や変形地を売却するには、まずご自身の土地がなぜ売れにくいとされるのかを客観的に理解することが第一歩です。
接道状況・形状・面積・日照・法的制限などを整理し、「どんな対策をすればデメリットをカバーできるか?」を考えることが、高値売却へのカギとなります。

 

 

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